この街で迷っていたくはない

宿駅を利用する用事が多い。

しかし新宿駅も昔と比べてずいぶんと変わったなあ。
コンコースはずいぶんと奇麗になっているし、京王新宿のホームなんてまるで空港みたいだ。
でも相変わらず迷う。新宿駅って本当に複雑だ。
ヨドバシカメラなんて「新宿西口駅の前」なんて歌ってるくせに西口からまっすぐにたどり着けた試しがない。


結構みんな同じこと考えているみたいだけどね。
http://sagisou.sakura.ne.jp/~sakuchin/kazumi/05/31.html


新宿駅といったら恥ずかしながら真っ先に思いつくのがこれ。北条司シティーハンター
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4197802137


昔から「普段はヌケてるけどやるときはやる」系の主人公が好きな僕はこの漫画にかなり影響を受けた。
幼稚園児のころ、僕が好きだったのはアンパンマンでもドラえもんでもヒーロー戦隊でもなくこのシティーハンター
つまるところ僕の人間形成の部分にこの作品はけっこう関わってきている可能性が高い。(かなり問題だな)
夕方、幼稚園から帰ってきてテレビをつけるとやっていたシティーハンターの再放送。
新宿駅の伝言板に「XYZ」と書き込めば、本当に依頼を受けてくれるような気がした。(実際当時はそういう悪戯が横行したらしい)
今となっては新宿の駅中探しても伝言板はないだろうけど。


結構ハードボイルドにまとまっているアニメに対して漫画のほうは相当にギャグが多い。
そしてとんでもなく下ネタが多い。モッコリで壁に穴をあけるとか今のジャンプじゃ絶対無理。
最終巻に近づくにつれて「美人のボディーガード→ドタバタ劇→バトル→解決」の図式に飽きてくる嫌いはある。
けれども話単体で見ればどれも奇麗にまとまっていてさっぱり読める印象だ。
とにかく骨太のストーリーを楽しむ漫画ではない。雰囲気とノリで楽しむ、今の漫画週刊誌に一番足りてないタイプの漫画じゃないかな。
劇中で一番好きなのは野上冴子ルパン三世峰不二子系キャラはやっぱり漫画の要素として生き生きしてくる。


余談。冴場の愛車はミニ・クーパーの印象が強いが、序盤ではホンダの初代CR−Xに結構乗っている。
CR−X好きの僕としては地味だけれど嬉しいポイント。


さて今日も新宿駅を使うことになりそう。気合い入れていこう。