GTAの面白さはゲーム本来の面白さ

いまさらながらの話題だけれども、グランド・セフト・オート・サンアンドレス(GTA・SA)のPS2版をちらちらやっている。
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一般人ブチ殺し放題、娼婦買い放題、車爆破させ放題ととりあえず何でもありなGTAシリーズ。
有害図書指定を受けたり、教育委員会にやり玉にあげられたりととにかく悪ゲーのレッテルを貼られまくっているGTAシリーズ。
しかし、ただその暴力性や反社会性だけで世界累計で6000万本のゲームシリーズにはなり得ない。
それは純粋に面白いゲームだからである。


では通行人をチェーンソーでぶった切ったり、ギャングを火炎放射器で丸焼きにするのが面白いのかというとそうではない。
それが出来るほどに作り込まれた世界に入り込むのが面白いのである。
GTAの世界ではごく普通に車を運転して夕焼けを眺めることもできるし、BMXで技を決めることもできる。
本来「はい」か「いいえ」しかなかった選択肢がこのゲームでは無数にあるということの面白さなのだ。


GTAをやるとさすがアメリカ、エンターテイメントあふれるゲームは本当に上手いなあと感じる。
けれども昔セガから出ていた「シェンムー」も似たように自由度を売りにしたゲームだった。
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しかしまあ続編も音沙汰なく、こういうゲームの市場を育てられなかった時点で日本のゲーム業界の現状は仕方なかったのかも。
結局今の業界もDS以外は特に売れてる様子もなし。とりあえず日本はRPG作り過ぎ。剣と魔法もいい加減食傷気味です。